栃木)宇都宮市にも毛入りアベノマスク 未配達も多数

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中村尚徳
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 約260億円を投入した「アベノマスク」と呼ばれる布製マスク。政府は6月20日に全戸配布を終えたと発表したが、宇都宮市内に届いた毛が付いたものは7月に入ってから交換された。使っている人の姿はほとんど見ない。

 宇都宮の女性(68)方にマスクが配達されたのは6月15日。ようやく来たと思ったら小さな毛が1本入っていた。「とても口に当てる気にはなりません」

 すぐに厚生労働省に電話すると「交換する。新しい品が届いたら送り返してほしい」。女性は「木で鼻をくくったような対応でした。送り返すのも再配達も費用は税金。こんな使われ方でいいんでしょうか」とあきれた口調だった。

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 厚労省によると、全国約63…

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