コロナ感染を乗り越えた神戸・酒井高徳、感謝のピッチへ
辻隆徳
4日、サッカーの明治安田生命J1が約4カ月ぶりに再開される。とりわけ特別な気持ちでピッチに立つのが、神戸のDF酒井高徳(29)だろう。ホームでの広島戦へ向け、背番号24の決意は固い。
3月30日。酒井はJリーガーで初めての新型コロナウイルスの陽性反応者となった。普段からチームメートに「プロ意識が高い」と敬われていた元日本代表選手の感染。その衝撃は大きかった。隔離された入院生活を約1カ月送り、チームのもとに戻った酒井が口にしたのは、周囲への思いだった。
「いろいろ協力してもらった。感染リスクがある中で、医療関係者の方には感謝しかない」
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入院中はアスリートというこ…
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