座席に思い入れ深い風呂おけ 斬新な川崎 4日J1再開
堤之剛
リーグ屈指のアイデアクラブは、無観客試合でもオモシロ企画が満載だ。新型コロナウイルスの影響で中断していたサッカーJ1リーグが4日、約4カ月ぶりに再開する。無観客でいかにサポーターを楽しませるか。各クラブが頭を悩ませる中、数々のユニークなイベントを手がけてきた川崎は思い入れの深いアイテムで勝負をかける。
「『桶(オーケ)ストラシート』販売のお知らせ」。再開まで2週間を切った6月22日。7月4日のホーム鹿島戦に向けて川崎が売り出した「座席」だ。サポーターから顔写真のデータを受け付け、それを水色の風呂おけに貼る。そのおけをスタジアムの空席に並べるという仕組みだ。1個3千円で400席を募った。
前代未聞とも言える企画。ただ、川崎と言えば、いまや、おけは名物なのだ。
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クラブは2010年から、川…
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