福岡)能古島でカーシェア、生活・観光の「足」に期待

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宮田富士男
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 博多湾に浮かぶ能古島(福岡市西区)で、6月からカーシェアリングが始まった。観光客や島民の新たな移動手段として期待されている。

 国内のカーシェアリングは、事業者が拠点に車を置いて会員が利用料を払って乗る仕組みが一般的。車の購入費や維持費、駐車場代がかからず、レンタカーのように店頭での手続きも不要で24時間利用できるのが利点だ。

 トヨタ自動車は昨年からカーシェアリング事業の全国展開を始めた。能古島では、地元などの要望を受けたトヨタカローラ福岡が、渡船場そばの観光案内所「のこの市」に拠点を設け、ハイブリッド車1台を配置した。スマートフォンの専用アプリで会員登録したうえで予約からドアの解錠、精算までをアプリで行う。料金は15分につき150円(ガソリン代込み)。

 島内には、島の南北を1日約…

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