全日空、創業時のヘリ大事に 老若の整備士が組み立て
田中美保
全日本空輸(ANA)が、創業時に使ったヘリコプターを東京都大田区に設けた総合研修施設「ANA Blue(ブルー) Base(ベース)」内に移した。いったん分解して組み立てる様子を報道機関に公開した。
ANAは1952年、「日本ヘリコプター輸送」として、ヘリ2機で事業を始めた。今回のヘリは、そのうちの1機だ。
米ベル・エアクラフト社から購入し、農薬の散布や報道、救命活動、山間部の高圧電線の架設作業などに70年まで使った。いったんは都内の交通博物館に寄贈したが、2008年にANAが引き取り、大田区内にある別の施設で保管していた。
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今回は、メインローターやマ…