「体にやさしい」にこだわり 愛知・長久手の冬青珈琲店

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近藤郷平
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 愛・地球博記念公園(モリコロパーク、愛知県長久手市)の入り口そばにあり、幅広い年齢層に親しまれているカフェ「冬青(ソヨゴ)珈琲店」。畳敷きの店内では、家族連れやカップル、夫婦らがくつろぐ。店の前では市場をイメージして、木で棚をつくり、海外から調達した厳選のコーヒーやソフトクリームも売る。

 2017年11月に開業した。運営するのは地元のNPO法人「楽歩(らふ)」。オープン時からの看板メニューが「おにぎりランチ」(税込み770円)だ。同法人が耕作放棄地となる心配があった、長久手市の田んぼで無農薬・無肥料で育てている「イセヒカリ」を使っている。モチモチした食感が特徴の黒米と玄米のおにぎりだ。みそ汁や小鉢の食材には、法人が手がける有機栽培の野菜をいかしている。

 店長の大原創太さん(27)は名古屋市出身で、米国の大学で持続可能な農業について学んだ。海外で働くつもりだった。ところが、卒業後に一時帰国した際、母が携わるNPO法人が出店を計画していることを知り、店の運営にひかれ働くことに。

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 大原さんは「体に優しいもの…

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