教室の窓どのくらい開ければいい? 算出ツールを開発

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井石栄司
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 新型コロナウイルス対策で「3密」を避けるために必要な換気をするには、教室の窓をどの程度開ければいいのか――。学校現場の先生たちのこんな疑問に一発で答えるツールを、山口県下関市薬剤師会が開発した。

 学校薬剤師は、飲み水やプールの水質などを管理するいわば学校環境の「見張り番」。学校医や学校歯科医と同じように、学校保健安全法で配置が義務づけられている。教室の換気についても普段から、学校と連携しながら適切な環境を保つよう努めている。

 コロナ禍の今夏、学校薬剤師には教育現場から問い合わせや疑問の声が相次いだ。「嵐の日は(窓は)どうしたらいいの」「省エネの必要性を教えているのに、窓を開けてエアコンをつけるのはためらわれる」

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 この疑問を解消しようと、下…

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