本郷奏多、コロナ禍で「会えない人のことを考えた」

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宮田裕介
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 「鋼の錬金術師」「GANTZ(ガンツ)」「キングダム」……。近年、人気漫画の実写化には欠かせない本郷奏多だが、11日放送の特集ドラマ「56年目の失恋」(BSプレミアム夜9時)で演じる役はひと味違う。時代は前回の東京五輪が開催された1964年。西洋料理店のコックで、口下手だが、心優しい昭和の男・隆一を演じる。ドラマの見どころや趣味の一つだという料理について聞いた。

 隆一は、2020年からタイムスリップしてきた見習いの料理人・沙織(中条あやみ)の面倒をみる中でひかれあう。タイムスリップの設定に目がいきがちだが、注目してほしいのは、人間ドラマだという。隆一は自分の意見をしっかりと示す沙織の言動に最初は戸惑うが、仕事に情熱を注ぐ姿に好感を抱いていく。

 「人間の温かさが描かれるまっすぐな物語だと思う。ほっこりしてほしい」

 ゲームやプラモデルなど趣味は多彩だが、料理好きでもある。だから、自然体で撮影に臨めた。

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 「調理器具や調味料など、一…

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