志村けんさん、東村山名誉市民に 全員で「アイーン」も

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金子和史
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 新型コロナウイルスによる肺炎で3月に亡くなったタレントの志村けんさんの地元、東京都東村山市で25日、志村さんを名誉市民にすることが決まった。この日あった市議会定例会で議案に同意し、兄の知之さん(73)ら遺族に称号記を代理授与した。

 この日の市議会では、知之さんや次兄の美佐男さん(72)らが、志村さんの写真を持って傍聴した。渡部尚市長は名誉市民の選任について、「お笑い界のスーパースターで、東村山の存在を全国に知らしめた」と説明。議案は市議25人が全会一致で同意した。

 その後、議場で式典が開かれ、知之さんが「本当に光栄なこと。弟は、全国の広い年齢層に親しまれ、愛されてとても良かった」とあいさつ。時折、涙をぬぐいながら「東村山にある先祖代々の墓に入り、両親と3人で色んな話をしていると思う」と話した。

 最後は、知之さんの発案で、渡部市長らと志村さんの代表的なギャグ「アイーン」をして締めくくった。

6年前に陳情した市民の思い

 生前、名誉市民のオファーを断っていたという志村さん。2014年に、「志村さんを名誉市民に」と1人で市議会に陳情した星正夫さん(66)は「念願がかなった」と喜んだ。

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 星さんは群馬県出身。中学3…

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