鳥取ダルク開設から15年 フェーズ制で成果 鳥取

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矢田文
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 覚醒剤などの薬物依存からの回復を目指す民間リハビリ施設「鳥取ダルク」が今月、開設から15年を迎えた。入寮者らは自身と真摯(しんし)に向き合う。一度は踏み外してしまった人生を再び生きようと回復のための毎日を過ごしている。

 鳥取県岩美町牧谷。水平線を見渡せる小高い丘の上に鳥取ダルクはある。かつて教会の保養所として使われた木造2階建ての建物に現在18人が入寮。多くは薬物依存症者で、中にはアルコール依存症の人もいる。

 活動の中心は仲間同士で行うミーティングだ。自身の過去や経験を吐き出すことで客観的に自分を見つめる。午後7時からは施設外で開かれる自助グループのミーティングにも参加する。

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