しなの鉄道(長野県上田市)は、7月4日から営業運転を始める新型車両「SR1系」を公開した。今回、6両(1両約2億円)を導入。車両の色は「高原のさわやかな風」をイメージしたロイヤルブルーで、主に全席指定の快速列車として観光や通勤用に運行する。

 今月19日、戸倉駅(同県千曲市)で2両が公開された。1両に40ある座席はリンゴの図柄をあしらった赤が基調だ。普通列車にも転用するため、自動で向きを変えられるシートを採用。電源コンセントや無料Wi―Fi(ワイファイ)も利用できる。車いすで利用できる洋式トイレも設置した。

 平日朝は下りの「しなのサンライズ号」として小諸―上田―長野間で1本、平日夕は「しなのサンセット号」を上田―長野間で上下3本運行。土日と祝日は「軽井沢リゾート号」として、軽井沢―妙高高原間、軽井沢―長野間でそれぞれ上下2本運行する。

 運賃とは別に指定料金が必要で…

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