「ゴールずらされ」心揺さぶる魂のラップ 最後に急転

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斉藤佑介
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 1本のヒップホップ動画が、聴く人の心を揺さぶっている。30代で新たな道を歩み始めた男性の日常を描いたリリック(詞)。不安と葛藤、訪れた春。爽やかな結末を聞いたはずが、最後に、信じられない事実を突きつけられる。

 今月10日、ユーチューブで「Sai no Kawara」(動画URLはhttps://www.youtube.com/watch?v=rmeI_Qk1rrk別ウインドウで開きます)が配信されると、「『えっ、あの人?』と思わず声が出てしまいました」などとツイッターでも話題に。約1週間で再生回数は28万回を超えた。

 「まず5分間、最後まで聴いてほしい」。制作者で、ラッパー兼トラックメーカー「crystal-z」として活動する男性(35)は語る。

 韻を踏んだ歌詞に、男性の半生がつづられている。

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 《32歳。あてのないほの暗…

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