埼玉)川越巡る電気ボンネットバス2台導入

西堀岳路
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 蔵の街などで知られる埼玉県川越市中心部の観光エリアでボンネット型などの「小江戸巡回バス」を走らせているイーグルバス(本社・川越市)は、新たにボンネット型の電気バス2台を導入し、19日から運行を始めた。同社の創業40周年事業の一環で、排ガスがなく、低騒音で国際観光都市にふさわしいとして、1台4500万円をかけて配備した。

 中国のメーカーに、電気ボンネットバスのハンドルを左から右へ移し、昇降口の幅を広げて車いす用リフトを設けるよう特別に注文。購入後、照明や内装、前面部を改造した。従来のボンネットバスより車体が大きく、乗車定員は26人から41人に増加。夜間は車体下部から鮮やかな光を発して目立たせる。巡回バスの1日の走行距離が約65キロのところ、1回の充電で約200キロ走ることができるという。

 小江戸巡回バスは新型コロナウイルスの影響で運行を自粛していたが、19日に再開。新しいバスの車体の色はそれぞれ赤と青で、当面は毎日どちらか1台が、川越駅と本川越駅、蔵の街、川越氷川神社などを結ぶルートを走る。(西堀岳路)

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