湖面の上に大鳥居、初体験のボードで近づいてみると――

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文・佐藤祐生 写真・西岡臣
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 琵琶湖西岸の国道を走ると、水面に見えてくる大鳥居。パワースポット「近江の厳島(いつくしま)」で、湖上参拝を体験した。

 見渡す限りエメラルドグリーンのじゅうたん。背丈約10メートルもある朱塗りの大鳥居を仰ぎ見ると、心地良い風が肌をくすぐった。琵琶湖唯一の有人島・沖島にはかすみがかかっていた。

 「倒れそうになったら前に倒れれば、転覆しませんよ」。インストラクターの西村巴矢人(はやと)さん(41)の説明を胸に、白ひげ浜水泳キャンプ場から1キロほどパドルをこぐこと約30分。白鬚(しらひげ)神社(滋賀県高島市)の湖中大鳥居をくぐる「湖上参拝」を体験した。

 初めてのスタンドアップパドルボード(SUP(サップ))。約3メートルのボードに、おっかなびっくり正座する。慣れた頃にようやく立ち上がってみたが、右へよろよろ、左へよろよろ。それでも、大自然の息づかいを楽しむ余裕が生まれるまでに時間はかからなかった。

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 ところで、この大鳥居。いつ…

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