青森)薬研歩き、ものづくり考えた むつの専門校17人

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伊東大治
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 大工さんをめざして青森県立むつ高等技術専門校木造建築科に学ぶ訓練生17人が17日、むつ市大畑町の薬研地区で活動している団体と一緒に下北ジオパークの「薬研ジオサイト」を歩き、ジオサイトの整備で自分たちに協力できることがないかを考えた。

 ジオサイトがある薬研渓流沿いの遊歩道は1周約6キロ。訓練生たちは下北ジオ認定ガイドによる説明を受けながら、つり橋を渡り、森林鉄道跡をたどり、手掘りのトンネルを抜け、新緑のなかを2時間余り歩いた。休憩したヒバの実験林内では、案内した「津軽海峡マグロ女子会」メンバーの勧めで、地面に寝転がり空を見上げた。

 一帯は携帯電話がつながりにくい。同女子会ではこの環境を積極的に生かし、健康プログラム「蘇(よみがえ)りの森林ウォーク」を行っている。スマートフォンを見ようとしていた訓練生たちも仰向けになると、木漏れ日を見て、川のせせらぎに耳を傾けた。

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 2年生の中谷晟賀(せいか)…

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