阪神、広島いきなり長期連戦 令和版「死のロード」

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藤田絢子 内田快
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 プロ野球セ・リーグは19日、関東での集中開催で幕を開ける。その影響で阪神は開幕から15試合、広島は12試合、敵地での連戦を強いられる。新型コロナウイルス感染防止対策のため、外出も制限されるなかでの令和版「死のロード」。開幕ダッシュに成功できるか、はたまた出遅れてしまうのか。

 無観客のため、試合中に相手への大声援はないものの、ビジター球団は我慢を強いられる。

 一つが外出制限だ。阪神の谷本球団本部長は「ホテルに缶詰め状態になる。ストレスはたまると思うが、試合で発散してほしい」。阪神も広島も、外出はコンビニへの行き来が認められる程度だ。

 なじみの店でゆっくり気分転換をすることはできない。6月上旬、広島で練習試合があった夜、阪神の若手選手がホテル近くの行きつけのお好み焼き店に顔を出した。ただ滞在は一瞬。「テイクアウトはOKなんですけど」と会話を楽しむ時間もなく、お好み焼きを受け取るとすぐに帰った。

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 ホテルでの食事も気を使う…

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