近藤幸夫
今年はコロナ禍で登山事情が大きく変わろうとしている。人気の高い北アルプスなどでは山小屋の定員が大幅に少なくなるなど事実上の「入山制限」がかかっており、全国的にも登山者は激減しそうだ。
北アルプスや八ケ岳など全国人気の山域が多い長野県では大型連休中(4月25~5月6日)、昨年18件(21人)だった遭難が3件(3人)に。昨年3人だった死者もゼロだった。岐阜県でも4月28日~5月7日の北アルプスの入山者(登山届から推測)は24人で、前年と比べ1288人減った。
長野県では、緊急事態宣言解除…