安保理の非常任理事国選挙、インドなど4カ国を選出

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ニューヨーク=藤原学思
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 国連総会(193カ国)は17日、安全保障理事会非常任理事国選挙を行い、インドとメキシコノルウェーアイルランドがそれぞれ選出された。任期は来年1月1日から2年間。9月からの総会議長には、トルコの元外交官、ボルカン・ボズクル氏が選ばれた。

 安保理は米英仏中ロの常任理事国と、10カ国の非常任理事国で構成される。非常任理事国のうち半数が地域ごとに毎年改選され、アジア枠のインド、ラテンアメリカ・カリブ海枠のメキシコには対抗する国がいなかった。

 「西欧諸国ほか」の2枠はノルウェー(130票)とアイルランド(128票)が当選、カナダ(108票)は2010年に続く落選となった。アフリカ枠はケニアとジブチが争っているが、ともにこの日は選出に必要な3分の2の得票に届かず、18日に再投票されることになった。

 総会議長に選ばれたボズクル氏は外交官として39年間のキャリアを積んだ後、2011年から国会議員に転身。欧州連合(EU)担当大臣などを務めた。

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