トヨタ九州が電動キックボード導入 広い工場も楽に移動

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北川慧一
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 トヨタ自動車九州は16日、本社を置く宮田工場(福岡県宮若市)に電動キックボードを8月末までに110台導入すると発表した。東京ドーム約24個分(約113ヘクタール)の広大な敷地を有する工場内での移動の効率化を図る。

 宮田工場は、高級車ブランド「レクサス」の世界販売台数の半数以上の生産を担っている。これまで徒歩や構内バス、自転車で工場内を行き来していたが、移動手段に課題があった。

 電動キックボードのシェアリングサービスを提供するベンチャー企業、モビーライド(福岡市)から導入する。電動キックボードはハンドルを備え、車輪が付いた板に立ち乗りする乗り物で、片足で地面を蹴って走り出し、安定したらハンドル部のレバーで加速・減速できる。公道では法律上、原動機付き自転車として扱われ、宮田工場内では講習を受けて登録した従業員のみが利用できる。

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 将来的には、工場内の業務用…

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