トロッコ王国、出発進行 コロナで1カ月半遅れて開始

本田大次郎
【動画】トロッコに乗り込み、林の中を走り抜ける=本田大次郎撮影
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 旧国鉄時代の廃線を利用した北海道美深町の「トロッコ王国」で13日、トロッコの運行が始まった。新型コロナウイルスの影響で、例年より1カ月半遅れの営業開始となった。

 「日本一の赤字ローカル線」と言われ、1985年に廃線となった美幸線。山間部の仁宇布(にうぷ)地区に残されたレール約5キロで、地元のNPO法人が運行している。トロッコはガソリンエンジン付きで、乗客が自らアクセルを踏み、最高時速は約20キロ出る。

 この日は、近隣から訪れた家族連れが次々とトロッコに乗り込み、緑が濃くなった林の中を走り抜けた。橋本秀昭理事長は「多くの方が開業を待っていてくれた。トロッコに乗り、森林浴を楽しんで」と話した。

 体験料は大人1500円(1人の場合は1800円)、中高生1200円、小学生700円。問い合わせは01656・2・1065へ。(本田大次郎)

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