熊本)防災情報を伝える八代市民 福岡管区気象台が表彰

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村上伸一
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 気象予報士として出前講演や防災ワークショップなどで活躍している熊本県八代市の早田蛍さん(33)が今月、福岡管区気象台の台長表彰を受けた。早田さんは講演などで、大雨などの気象情報をどう生かして実際の避難行動に移るのか選択肢を示し、自分自身で備えを考えておくよう促しているという。

 台長表彰は国土交通大臣表彰や気象庁長官表彰、同庁次長表彰に続くもので、今年は九州で4人が選ばれ、熊本県からは早田さん1人だった。

 球磨川の氾濫(はんらん)などがしばしば起きた八代市坂本町で生まれた。大雨を予想して避難できれば犠牲者を出さなくて済むのではないか――。子どもなりに考え、気象予報士をめざすようになったという。

 気象予報士の国家試験は難関…

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