10代後半男子からの相談、脱毛剤が最多 消費者白書

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前田朱莉亜
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 全国の消費生活センターに昨年寄せられた相談のうち、10代後半の男性の相談内容で、初めて脱毛剤に関するトラブルが最多になった。男性からの相談で美容分野が10位以内に入るのは初めてという。男女問わず美容への関心が高まる中、若年層がトラブルに遭うことが増えているようだ。

 政府が9日に閣議決定した消費者白書で公表された。相談内容別で、脱毛剤は15~29歳の男性で2600件。15~19歳に限ると1406件で最多となった。前年は15位以下だったが急増し、同年代の女性(184件)の約8倍に上った。

 「スマートフォンで広告を見て除毛剤を買ったが、かゆみや赤みが出た。商品がまた届いたが、定期購入契約とは知らなかった」「ネットの広告を見て1回のみ約1千円と思ったら定期コースだった。足に使用したら、皮膚が赤くなった。業者に解約したいと伝えたが、その程度では解約はできないと言われた」といった相談が多いという。

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