ベビーモニターじわり人気 在宅勤務の「助っ人」に?

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西尾邦明
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 仕事や家事をしながら、赤ちゃんの見守りができるベビーモニターの利用がじわりと広がっている。赤ちゃんを一人で寝かせる習慣がある欧米では必需品だが、日本でも育児の軽減や在宅勤務の浸透を追い風に売れ行きを伸ばしている。

 ベビーモニターは、寝室やリビングにいる赤ちゃんの様子をカメラやセンサーでとらえ、別室のモニターで確認できる製品。欧米では1千億円規模の市場があるが、家が狭く「添い寝」の文化がある日本ではあまり普及していなかった。赤ちゃんにつきっきりになるため息抜きができず、育児を負担に感じる人は多い。

 そんな状況に目を付けたのがパナソニックだ。2019年に国内で売り出したところ、計画の2倍の売れ行きという。赤ちゃんが泣いたら自動で子守歌や胎内音を流す機能が特徴で、難しい設定もいらない。1セット1万7千円前後。出産祝いで贈る人も増えているという。

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