福岡)中央公民館廃止案「凍結を」 中間市長に市民要請

有料記事

吉田啓
[PR]

 財政難などを理由に公共施設の統廃合を進める福岡県中間市が、市議会6月定例会に市中央公民館の廃止に関する条例案を提出する。統廃合計画の凍結を求める市民団体が8日、福田健次市長と面談し、提出をやめるよう申し入れた。

 市民団体は4月に発足した「これからの中間市を考える市民の会」で、面談に先立ち、この日までに集めた6801筆の署名を福田市長に手渡した。

 面談には市民の会の発起人10人が出席した。冒頭で、市は中央公民館を「生涯学習の拠点」と位置づけ、2018年12月の検討委員会報告書でも残す方針を示したと指摘した。子ども食堂などの市民活動に活用されていることを示して「こうした活動が出来なくなっても仕方がないとお考えか」と、ただした。

 2017年に初当選した福田…

この記事は有料記事です。残り414文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら