東京)立川の新街区に「とがった」ホテルオープン

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山浦正敬
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 東京都立川市の立川駅そばに今春開業した新街区「グリーンスプリングス」に8日、「SORANO(ソラノ) HOTEL(ホテル)」(81室)がオープンした。新型コロナウイルスの影響で約1カ月遅れのスタート。新街区を開発した地元の立飛ホールディングス系のリゾート型施設で、サービス料をとらないなど「少しとがったホテル」を目指す。

 この日の式典は「3密」を避けるため、玄関前でのテープカットのみ。元女子プロテニス選手の杉山愛さんや、市内にある国文学研究資料館のロバート・キャンベル館長らが紅白のテープにはさみを入れた。

 11階建てで、各部屋の広さは最低52平方メートルでバルコニー付き。10~11階にはスパや開放型プール、ラウンジがあり、西側に広がる国営昭和記念公園を一望できる。「全国のホテルは金太郎アメ」と話す坂本裕之最高執行責任者(COO)は式典後、「とがった」部分として、サービス料をとらないほか、ベッドを中央に配置した広い部屋▽使い捨てとなる歯ブラシは置かないで持参してもらう――などを挙げた。目指すのは「地域との共存共栄を一番に考え、(立川の)都市格が上がるホテル」。食材も地産地消や減農薬などにこだわる。ペットの犬を連れての利用も可能という。

 ホテルは当初、5月12日の…

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