熊本県産のトルコギキョウやキク、ユリなど計4千本の花の装飾が県庁内13カ所に展示され、来庁した人らを楽しませている。新型コロナウイルスの影響で需要が落ち込んだ花きを公共施設で展示する国の事業で、県花き協会が提供。今月中旬ごろまで楽しめる。

　トルコギキョウは県が生産量全国2位で、菊池市や熊本市、八代市などで栽培。「高貴」や「高尚」が花言葉のキクは、上天草市や山鹿市、あさぎり町などを中心に栽培されている。来庁した人らが花を観賞したりスマートフォンで撮影したりしている。（伊藤秀樹）