鹿児島)外来種の影響知って 県立博物館で企画展
三沢敦
「YOUはどうして鹿児島へ?」。そんなユニークな副題を掲げ、県内に生息する外来種やその問題を紹介する企画展「ひょっこりエイリアン」が鹿児島市城山町の県立博物館で開催中だ。5日は環境の日。「外来種に関心を持つことで、身近な環境に目を向けるきっかけにしてほしい」と呼びかけている。入館無料で14日まで。
外来種は英語でエイリアンとも表現され、元はいなかった地域によそから侵入した生き物を指す。海外から来た「国外由来」だけでなく、日本の中で本来の生息地ではない地域に侵入した生き物も「国内由来」の外来種とされる。
国内由来の代表例がオキナワキノボリトカゲ。本来の生息地の奄美群島や沖縄では希少種として保護対象だが、元々はいなかった屋久島や指宿市などでは外来種。指宿には奄美や沖縄などの亜熱帯植物を栽培する農園があり、こうした植物が現地から運ばれてきた際に紛れ込んだらしい。
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外来種を生む大きな要因とな…
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