長野)山岳部の高校生が、ヒマラヤ登山に挑戦 白馬高校
近藤幸夫
ヒマラヤに魅了され、屈指の名峰・アマダブラム(6812メートル)に挑もうとしている高校生がいる。白馬高校(長野県白馬村)3年の手塚慧介(けいすけ)さん(17)。遠征資金はアルバイトとクラウドファンディング(CF)で集めた。早ければ秋にも登頂を目指す。
手塚さんは同県上田市出身で、小学生のころから山が好きだった。「登山やアウトドアを思い切りやりたい」と、北アルプス山麓(さんろく)の白馬高国際観光科に進学し、山岳部に入部。白馬山荘でアルバイトをした1年の夏、女性スタッフに写真で見せてもらったエベレスト近くにあるゴーキョピーク(5360メートル)山頂からのヒマラヤの山並みに魅せられた。
早速、山小屋やスキー場のパトロールなどのアルバイトに励み、40万円をためた。昨春、ネパールへ。ゴーキョピークに向かう道中で見たアマダブラムの雄姿に、心をわしづかみにされた。「個人的にはエベレストより魅力的に感じた。難しい山だけど挑戦したい」。アマダブラムは、天をつくようなひときわ目立つ山容から、世界中の登山家が憧れるピークだ。
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手塚さんは、毎年多くの登山…
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