感染なお増加、けれど急ぐロシア 6月に軍事パレード 

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モスクワ=石橋亮介
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 新型コロナウイルスの影響で延期されていた第2次世界大戦でのロシアの対ドイツ戦勝75周年を祝う軍事パレードが、6月24日に行われる。国内では今も連日、8千人以上のペースで感染者が増え続けている。それでもプーチン大統領が開催を急ぐのは、さらなる長期政権への道を開く憲法改正に向けて少しでも政権の足場固めをしたいためだ。

 プーチン氏の大統領任期は2024年に終わり、現在の憲法の規定では次の大統領選には出馬できない。だが、プーチン氏は1月に自ら提案した憲法改正案に、自身の通算5選を可能にする条項を追加。改憲の是非を問う事実上の国民投票を経て、最長36年までの長期政権への布石を打つ筋書きを描いていた。

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 だが、4月に実施する予定だ…

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