コロナ下のG7サミット 首相は帰国後、2週間待機?

有料記事

北見英城 太田成美
[PR]

 トランプ米大統領のツイッターから始まった主要7カ国首脳会議G7サミット)の米国開催に、日本政府が頭を悩ませている。各国の感染が収束したといえない状況での開催は、感染防止という難題をはらむ。実現すれば、安倍晋三首相が帰国後に2週間、首相公邸などで待機するという異例の事態となりそうだ。

 トランプ氏がツイッターで、米国内でのG7開催を検討していると表明したのは日本時間の20日深夜。米政府はテレビ会議形式での開催を発表していただけに、日本政府は事実確認に追われたが、米政府関係者も困惑していたという。

 複数の日本政府関係者によると、米側からは先週、6月25~26日の日程で打診があった。首相は25日の記者会見で「諸般の事情が許せば参加したい」と述べたが、参加に慎重な国もあるといい、外務省幹部は「本当に開催できるか、ギリギリまで分からない」と漏らす。

ここから続き

 壁になっているのが水際対策…

この記事は有料記事です。残り432文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら