部活再開、マスク着用の判断は 熱中症と感染防止の中で

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菅沼遼 木村健一 編集委員・中小路徹
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 新型コロナウイルスの影響による学校の休校が解けるとともに、部活動も徐々に再開している。熱中症防止に気を使う季節もやって来るが、今年は感染防止対策と相まって、留意すべきことが増えそうだ。

 元プロの松岡修造さんも通ったテニスの強豪、柳川高(福岡)は25日に学校の登校を再開し、部活動も始まった。テニス部の本田健児監督は「まず生徒の体力がどれだけ落ちているか見極めたい」。最初の練習は密集を避けるため部員を2グループに分け、約1時間半ずつ動きをチェックした。しばらく平日の練習は登校日に合わせて週3日に減らすという。

 自宅待機の間、生徒は週2回、ウェブ会議システムを介して瞬発系と持久系のトレーニングをしてきた。ただ、コートを使った練習からは約2カ月間遠ざかった。本田監督は「ストップとダッシュを繰り返すテニスは相当ハード。暑い中で突然やると熱中症やけがにつながる」と警戒する。

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