新しい生活様式の定番に? パーティションの販売が活況

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井東礁
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 新型コロナウイルスの感染予防対策として、パーティション(間仕切り)への関心が高まりつつある。役所や銀行、医療機関の窓口に設置され、オフィスや飲食店での利用も増えそうだ。新しい生活様式での定番化も見すえ、メーカー各社も販売に力を入れる。

 プラスチック製パネルの加工やフィルム印刷を手がける「中井銘鈑(めいばん)」(大阪市)は今月に入り、場所を選ばず持ち運びできるパーティションを開発した。

 ポリプロピレンのパネル4枚をちょうつがいで留めた製品。たたんだ状態から広げると高さ40センチ、幅55センチのコの字形の間仕切りを簡単につくれる。135グラムと軽量で取っ手もついて運びやすい。例えば、営業担当者が商談に行ったり、カフェで仕事をしたりする時などの利用が考えられるという。

 特殊なインクを使った同社の印刷技術を使えば、パネルに模様をつけることが可能で、隣に座る人から手元の様子を隠せる。企業ロゴを印刷したり、鏡のようにしたりもできる。4月に発売した据え置き型が好評だったことから、開発に取り組んできたという。

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