新潟)コロナ禍で苦境の観光農園、SNSで打開へ

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緑川夏生
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 果物狩りでにぎわうはずの新潟県内の観光農園が、新型コロナウイルスの大打撃を受けている。団体予約は軒並みキャンセル。一時休止を余儀なくされた園も。余った果物をインターネットを通じて売ったり、感染対策をとったうえで再開したりしているが、立て直しは易しくない。

 県内の緊急事態宣言が解除された2日後の16日、新潟市南区の白根グレープガーデンがイチゴ狩りを再開した。職員が応対する窓口には、来園客との間にビニール製のシートを置き、園内には消毒液も。やって来た客はまばらだったが、県産ブランド「越後姫」を摘み取って味わったり、パックに詰めたりしていた。

 妹とやって来た南区の金子若葉さん(25)は「緊急事態宣言が解除され、インターネットで調べたらイチゴ狩りが再開すると知って来た。久々の外出で開放された感じだが、気の緩みで広がったら怖い」と話した。

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 年間通じて果物狩りが楽しめ…

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