「正しさの暴力」自分にも 電凸、自ら受けるアーティスト

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石田貴子
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明日も喋ろう 演出家 高山明さん

 電話は鳴りっぱなし。受話器を取った職員は「名前をさらすぞ」などと脅される。

 昨年8月、国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」の事務局には脅迫や抗議が殺到していた。慰安婦を表現した少女像や、昭和天皇を含む肖像群が燃える映像作品が反発を招いた。

 主催者や協賛企業に電話を殺到させる「電凸(でんとつ)」だ。

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 出展者の一人で演出家の高山…

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