「顔つき、瞬間に変わる」バスケ・河村勇輝の勝負勘
松本行弘
スポーツのミカタ
バスケットボール・Bリーグのシーズン表彰で、三遠ネオフェニックスの特別指定選手だった河村勇輝選手(19)=東海大=が新人ベスト5に選ばれた。チーム内で見続けた鹿毛(かげ)誠一郎ゼネラルマネジャー(GM)に、超高校級選手を振り返ってもらった。
福岡第一高で活躍した河村選手は、卒業前の1月25日の千葉ジェッツ戦でデビューし、出場と得点のB1最年少を記録。新型コロナウイルスの影響で今季途中に終了するまで11試合に出場した(うち7試合先発)。1試合平均の12・6得点と出場時間22分13秒は、学校に在籍しながらプレーした特別指定選手の中で1位。体の強さや連係などに課題があり、試合数も少ないが、鹿毛GMは「スタッツ(成績)は大学生のトップと並べても負けていない。新人ベスト5は文句なしじゃない?」と話す。
特に注目する数字は、フリースローを打った本数のFTAと、シュートを打った本数のFGAだ。
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1試合平均のFTA3・9本…
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