鹿児島)夜空で癒やしを 姶良の天文台が呼びかけ

有料記事

ライター・寺師祥一
[PR]

 「5~6月の夜空に注目を」。姶良市北山の市立天文台スターランドAIRAの上田聰館長がそう呼びかけている。金星と水星の大接近、ストロベリームーン、南十字星――。素敵な天文ショーが楽しめるからだ。ステイホームのかけ声とともに不要不急の外出自粛が求められる今、見上げた先に癒やしの世界が広がっているという。

 上田館長や国立天文台によると、今月22日の夕方、西の空で金星と水星が最接近する。金星は昨年11月ごろから夕方の西の空で明るく輝いていたが、5月に入って高度を大きく下げている。一方の水星は高度を上げており、この二つの惑星が最も近づくのが22日。雲に邪魔されなければ、明るい金星のすぐ左に水星が見られるという。

 6月6日には、赤みがかった満月「ストロベリームーン」が楽しめる。北米では6月がイチゴの収穫期にあたることから名付けられたとされ、近年はインターネット上で「一緒に見ると結ばれる」「願いがかなう」などと話題に。低い位置の満月は夕日と同じ原理で赤くなるとされる。

ここから続き

 このほか、北半球では観測が…

この記事は有料記事です。残り245文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら