トヨタ、取締役賞与の総額17%増 1人平均2.4億円

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近藤郷平
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 トヨタ自動車の2020年3月期の取締役6人の賞与(ボーナス)総額が、前年より約17%増の14億7600万円になったことが15日、分かった。堅調な業績などを反映した。

 この日公表された定時株主総会(6月11日)の招集通知で明らかにした。19年度から採り入れた株式報酬を含めた賞与は、1人あたりの平均額が前年より3650万円多い2億4600万円だった。トヨタ広報は「連結営業利益や株価の変動率をあわせた評価結果が高く、前年は賞与の一律10%削減も行っていた」と説明。社外取締役を含めた取締役9人の役員報酬の総額(賞与を含む)は22億8600万円と、前年(対象者13人)より約17%増えた。1人平均にすると約69%増だが、前年は報酬の対象期間が短い退任者も含み、人数が異なるため、単純比較はできない。

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