「誤解」発言への批判 加藤厚労相「真摯に受け止める」

石川春菜
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 加藤勝信厚生労働相は12日の閣議後会見で、新型コロナウイルスの感染の疑いがある人が保健所などへ相談してPCR検査を受けるための目安が「誤解」された、との自身の発言について「適切だったのかということは真摯(しんし)に受け止めなければいけない」と述べた。

 厚労省は8日、「37・5度以上の発熱が4日以上続いた場合」などとしていた受診の目安を改め、高熱などの強い症状があればすぐに相談・受診するようすすめることにした。加藤氏は同日、目安が相談や受診の基準のように捉えられていると指摘し、「我々からみれば誤解だ」と発言。これに対して「責任転嫁ではないか」などと批判の声が上がっていた。

 加藤氏は12日、批判の声を真摯に受け止めるとした上で、「結果的にPCR検査が必要な方に十分行き渡らなかった。さらに努力をしていかないといけない」と述べ、改善が必要であることを認めた。(石川春菜)

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