大分)コロナ退散の願い込め 甘酒に新ラベル

佐藤幸徳
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 大分県佐伯市の酒造会社「ぶんご銘醸」(狩生孝之社長)が、人気商品「麹(こうじ)のあまざけ」のラベルに疫病よけの言い伝えがある妖怪「アマビエ」をあしらった限定品を発売した。同社オンラインショップや県内の小売店などで扱っており、売り上げの一部を新型コロナウイルス対策のため県へ寄付するという。

 アマビエは江戸時代に肥後国(熊本県)に現れ、「疫病がはやるので自分の姿を写して人々に見せよ」と告げたと言われる。限定ラベルには「買ってくれる人たちに元気を届けたい」と、「疫病退散」の文字も入れた。ノンアルコールで500ミリリットル入り税込み669円。アマビエと、同社の甘酒工場「麹の杜(もり)」キャラクター「こうじちゃん」の塗り絵が付く。塗った後はお札として飾ってほしいという。塗り絵はオンラインショップからもダウンロードできる。

 「麹の杜」の松久浩紀支配人は「甘酒は『飲む点滴』とも言われる。家族で飲んで健康を維持してほしい」と話す。問い合わせは「ぶんご銘醸」(0972・58・5855)へ。(佐藤幸徳)

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