【動画】「そら散歩」=佐々木崇暢、高橋伸竹撮影

 ため池に突き出た半島が、ネコのように見える。右上に向かって延びる二つは耳。左下が胴体で、右下にしっぽがある。

 水不足に悩まされてきた香川県には約1万5千のため池があり、全国で3番目の数だ。この池は、高松市郊外の三谷町にある「三郎池」で、まんのう町の満濃太郎(満濃池)、同市西植田町の神内次郎(神内池)と並び、「三谷三郎」と呼ばれている。

 池が現在の規模になったのは、江戸時代の初期とされる。半島がこんな形をしているのを、当時の藩主は知っていたのだろうか。(江湖良二)