夏の風物詩が… 地元相撲ファン「東京開催」にがっくり

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小原智恵
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 新型コロナウイルスの感染拡大に伴う緊急事態宣言の延長を受け、日本相撲協会は、7月19日初日の名古屋場所について、本来のドルフィンズアリーナ(愛知県体育館)ではなく、国技館で無観客での開催をめざすことを決めた。名古屋の地元ファンや力士の集まる飲食店からは残念がる声が上がった。

 元大関・琴光喜の田宮啓司さんが営む焼き肉店「やみつき」(名古屋市西区)は、場所中は横綱や親方衆らだけでなく、力士に会いたいと訪れるファンで店は盛況だったという。妻の麻衣(まや)さん(44)は「1年に1回ある楽しみがなくなるのは寂しい」。

 大栄翔や遠藤が所属する追手風部屋の宿舎となっている三重県鈴鹿市の松葉屋旅館。2010年から受け入れを始め、旅館前の公園にある土俵での朝稽古に人が集まり、「鈴鹿の夏の風物詩」になってきたという。

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 「受け入れ開始当時より強い…

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