社名にコロナ・クラスター・パンデミック…風評被害は?

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松田史朗
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 世界中で猛威をふるう新型コロナウイルス。コロナという名前は、その形状が王冠(クラウン)に似ているところから付けられたという。実は、一般の企業でも同じ名前を含む会社はたくさんあり、法務局の「登記情報提供サービス」で調べると全国に290社(閉鎖登記を含む)もあった。同じ名前のウイルスが蔓延(まんえん)する状況で、風評被害は出ているのだろうか。いくつかの会社に聞いてみた。

大阪コロナホテル

 ●大阪コロナホテル

 「大阪コロナホテル」という名前のホテルが、JR新大阪駅近くにある。出来たのは、1969年とけっこう古い。登記簿によると、会社名も同じ「(株)大阪コロナホテル」。97年に改名するまでは「(株)コロナホテル」だった。4月半ば、同ホテルの広報担当者に電話で聞いてみた。

 ――新型コロナウイルスの影響は?

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 「昨年の同時期は、お客様で…

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