秋田)新品種米の作付け、15市町村で 気温など基準

有料記事

[PR]

 秋田県は2年後の市場デビューをめざす秋田米の最上位品種「秋系821」を作付けする推奨地域を決めた。出穂期後40日間の日平均気温が22度以上となる水田面積が約5割以上ある133地域を選んだ。県央と県南の15市町村の全域または一部が入り、県北は外れた。

 県は推奨地域以外での作付けを認めない。ただ、栽培試験をし、田植え時期の繰り上げなどで品質や食味を確保できると判断された場合は、推奨地域への編入を検討する。

 高品質を保つため、作付け地域だけでなく生産者も限定する。高い技術力を持つ農家や農業法人と検査・保管能力のある集荷業者に生産団体を組織してもらい、県が審査して12月に登録。来年1月から生産者研修会を開く。登録団体以外には生産を認めない仕組みだ。

ここから続き

 生産団体について県秋田米ブ…

この記事は有料記事です。残り500文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら