吹奏楽コンは無いけど…「テレワーク合奏」で生まれる縁

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高木文子
【動画】高校生のテレワーク合奏、ハーモニー広がる=高木文子撮影
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 高校生らの「テレワーク合奏」の輪が広がっている。新型コロナウイルスの影響で部活が制限され、吹奏楽の大会も中止になるなか、「新たな目標を」とSNSで仲間を募って始めた取り組み。普段の部活では得られない、新たな縁も生まれた。

 「吹奏楽の大会はなくなったけれど、楽器を続けたいという気持ちが(仲間から)伝わってきて、とてもうれしかった」

 岐阜県各務原西高校の野口大輔さん(3年)のグループは、中学、高校、大学生からプロ奏者まで42人。アニメ「ルパン三世」のテーマ曲に挑む。それぞれが自宅などで演奏を撮影し、合奏の動画を5月31日に公開した。

 野口さんはバリトンサックス奏者。強豪校の部長だが、3月に休校が始まり、自宅で一人で練習してきた。「普段の合奏のありがたさが分かった。楽器から離れている高校生もいるし、何かやりたい」

 3月下旬、まず他校のサック…

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