夫に「名もなき家事」期待してしまう 稼いでいない私が

有料記事悩みのるつぼ

[PR]

悩みのるつぼ) 相談者

 30代女性です。相手に期待してしまう自分に悩んでおります。

 期待というのは、とても小さなものです。

 1歳児の子育てをしており、余裕がなく、つい夫に「お茶をいれてほしいな」「お湯沸かしてほしいな」「チンしてほしいな」「ゴミ捨てしてほしいな」などなど期待してしまいます。

 小さな期待なのですが、チリがつもりにつもって山になっています。

 最近、「名もなき家事」という言葉を聞くようになりました。今の自分は、様々な場面で「名もなき家事」を探し出し、相手にそれをしてほしいと思ってしまう状態だと思います。

 期待はいつもかなわないままで終わります。

 相手にこの小さな要望をその都度伝えればいいとは思います。ですが、その後の微妙な雰囲気や、毎回言わなければならないことを考えるとおっくうになり、結局は黙って自分でやってしまいます。

 どこかで不公平さを感じております。

 一方で、お金を稼いでいない今の私がなすべき当たり前の小さな家事だということもわかっております。

 相手に最初から期待しない人間になりたいと思います。

 どうすれば快適に小さなことを気にしないで過ごせるのでしょうか。

回答者 文筆業・清田隆之さん

 最初に確認しておきたいのは、相談者さんは何も悪くないということです。家事や育児を担い、夫に気を使い、不満やモヤモヤを自助努力で乗り越えようとしている。「言えない自分が悪い」「期待しちゃう自分が未熟」と考えてしまうかもしれませんが、自責の念を解除するところから話を始められたらと思います。

ここから続き

 期待とはつまり、「言わない…

この記事は有料記事です。残り848文字有料会員になると続きをお読みいただけます。

【お得なキャンペーン中】有料記事読み放題!スタンダードコースが今なら2カ月間月額100円!詳しくはこちら