巣ごもりのお供に「折り紙」人気 サイトで1千作品紹介

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進藤健一
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 日本伝統の遊び「折り紙」が静かに人気を呼んでいる。新型コロナウイルスの影響で「巣ごもり」が続く中、1千通りを超える折り方を紹介したサイトが注目され、新たに挑戦する子どもたちも。世代を結ぶコミュニケーションツールとしても注目されている。

 デザイナーの新宮文明さんが運営する人気サイト「おりがみくらぶ」(https://www.origami-club.com/index.html別ウインドウで開きます)では、折り方を図とともにアニメーションやユーチューブの動画で紹介。折る方向を示す矢印表記を簡略化し、「山折り」「谷折り」も「うしろにおる」「まえにおる」などと、初心者や小学生にも分かりやすい表現にした。

 動物や乗り物など29のカテゴリーに分類したオリジナル作品が中心の約1100作品を、「簡単」から「とても難しい」まで「★」の数で5段階に分けた。コメントをつけて自作の投稿もできる。新宮さんによると、政府の緊急事態宣言が出た5月7日以降、毎日のアクセス数が2割近く増えているという。

 ネクタイをしたハート形の「ねくたいはーと」(★★★)に挑戦した東京都目黒区の小学5年生、大内葉奈(はな)さん(10)は「動画があるので意外と簡単にできた。単身赴任で頑張っているお父さんにメッセージを添えて贈りたい」と話す。

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 一般社団法人「日本折紙協会…

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