インハイ中止、選手「気持ちの整理が…」 進路に影響も

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 高校スポーツ最大の祭典は、運動部に所属する選手にとって最高のひのき舞台だった。史上初となる中止の決断に選手、指導者らは無念の思いをにじませた。

 剣道で男女を通じて初の団体5連覇がかかっていた中村学園女(福岡)。チームを引っ張る笠日向子主将(3年)は「先輩がつないでくれて、『史上初を自分たちで取るぞ』と意識していた。悔しい。連覇は後輩たちに託したい」と話す。

 剣道と柔道は3月の全国大会、7月の玉竜旗・金鷲旗に続きこれで主要3大会全てが中止となった。柔道の強豪、夙川(兵庫)の桑形萌花主将(3年)は部活動ができない中、毎日の走り込みを欠かさずに高校総体をめざしてきた。「複雑な気持ちですが、試合ができる日が来ると信じて今できることを続けていきたい。高校3冠は後輩たちに託します」と前を向いた。

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