埼玉)軽症者は医療機関やホテルなどでの療養に切り替え

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山田暢史 長谷川陽子
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 新型コロナウイルスに感染し軽症とされて自宅待機中だった埼玉県内の男性が死亡したのを受け、県は24日、軽症・無症状の患者は原則、ホテルなどの宿泊施設で療養してもらう運用に切り替えると発表した。軽症患者らについては、状況に応じて自宅療養を認める方針だったが、わずか4日で方針を転換させた。ただ、受け入れ側の準備もあり、自宅待機の状態がすぐに解消できる見通しは立っていない。

 県内では、軽症と診断され自宅待機中だった白岡市の一人暮らしの50代男性が亡くなったほか、県などによると、東松山市の70代男性も同様に亡くなっていたことが新たに明らかになった。

 この男性は今月4日にせきの症状があり、のどに違和感を覚えた。6日に37・8度の熱が出て県内の医療機関を受診。PCR検査の結果、9日に陽性が判明した。自宅待機中に容体が悪化し、14日に死亡した。県は15日に男性の死亡を発表したが自宅待機中だったことなどは明かさなかった。

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 県によると、2人の死亡事実…

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