「早く現金を…」特例貸し付けに申請殺到、入金遅れ発生

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阪田隼人
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 新型コロナウイルスの影響で減収や失業した人に向けた特例貸し付けの申請が急増している。生活費のやり繰りに困った人たちにとって、無利子で借りやすいためだ。18日までに約7万2千件の申請があり、申請金額は約127億円(いずれも速報値)。申請窓口が混雑しており、厚生労働省は窓口を拡充する。

 「今月の収入はほぼゼロ。このままでは本当に生活できなくなる」

 20日、大阪市北区役所内で社会福祉協議会が対応する窓口に貸し付け申請した女性(31)は不安そうだった。

 3歳の長女がいるシングルマザーフィギュアスケート教室で指導者をしているが、政府が東京や大阪、兵庫など7都府県を対象に緊急事態宣言を出した7日以降、レッスンはすべてキャンセルに。約20万円の月収は途絶えた。

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 3月には長女の保育園の制服…

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