群馬)営業自粛の飲食店、「持ち帰り」に活路 前橋
寺沢尚晃 泉野尚彦
新型コロナウイルスの感染拡大で客足の減少や営業時間の短縮要請に悩む飲食業界。前橋市では食事の「持ち帰り」サービスが広がっている。紹介するSNSは登録店舗が120を超え、前橋グルメサイトの趣だ。苦肉の策として始まった取り組みだが、関係者は「前橋の新たな活性化につながるのでは」と期待する。
20日正午過ぎ。前橋市中心部の馬場川通りにある「もみやま食堂」の店頭には、様々な種類の弁当が並んだ。訪れた客はどれにしようか迷っている。「店巡りが面白い」。訪れた市の丸橋睦・観光振興課長はランチ巡りが楽しそうだ。
もみやま食堂は県庁前通りにあるもみやま米穀店が昨年11月にオープンさせた。昼時は店内の飲食のほか、開店当初から弁当販売もしていた。だが、感染が広がりを見せる中、「弁当を買う人が以前の1・5倍くらいに増えた」と籾山光太店長(18)は話す。
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